七月十九日。
ベランダの 山楂が、
五月に 出てきた 小さな芽から
ずいぶん 葉を 広げていた。
ゆっくりだけれど、
ちゃんと 育ってるーー
そう 思えるだけで、
なんだか ほっとする。
簾の すきまから
差し込む 光が
葉っぱに 揺れる影を
つくっていて。
ここを もう少し、
いい感じに できないかなと
パイプのあたりを
眺めてみたり した。
午後、
ふと 思い立って
ラブラドライトの ことを
旦那に 紹介してもらった。
角度によって
青や 緑の 光が 浮かぶ、
不思議な 石。
「変化の石」とも
呼ばれている らしい。
なんとなく、
今の 自分に 合ってる気がして
そっと 手のひらに
のせてみたく なった。
小さな 芽も、
石の ひかりも
目に見えない ところで、
静かに 変わっていく ものなのかもしれない。
